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どっちがいいの?タイルデッキVSウッドデッキ


◇デッキといえば?

リビングから庭に出ると、そこにはデッキ。
椅子に腰掛けてコーヒーを飲んだり。
みんなでBBQを楽しんでみたり。
デッキは色々夢が広がりますよね。

外と中を繋いでくれるので、庭へ出る機会を増やしてくれます。


今あなたの頭に浮かんだデッキ「ウッドデッキ」ですか?「タイルデッキ」ですか?


どちらも素敵ですし、どちらにも良さと悪さが存在します。
今回はタイルデッキとウッドデッキについて解説しましょう。

◇タイルデッキ

デッキの床面を、タイルで作ったもののことです。

コンクリートに対して、その上にタイルを敷き詰めたつくりになっています。

◆メリット

・デザインにバリエーションがある

 なんといっても高級感が違います。

 

・カラーデザインも豊富

 質感や色の使い分けができるので、モザイク柄やテラコッタ柄にしたり

 外壁と合わせてコーディネートすることも可能です。

 

・清掃しやすい

 手入れも楽で雑草に悩まされないのも大きなポイント。

 

・長期的なコストパフォーマンスもばっちり

 年数を重ねても塗装のやり直しや、木特有のささくれなども心配ありません。

 

◆デメリット

・手すりなどの資材も必要で、高価になりやすい

 家との接着面に通気口があれば塞がないような処置も必要になります。


・物を落とした時にタイル自体が欠けてしまう

 破損した部分の交換が必要ですね…

 

・雨が降ると、滑りやすい

 

・寒冷地は凍結に弱いのでデザインより素材重視で

 下地がコンクリートなので、積りに積もる雪には強いです。

 

・直射日光によって照り返しや高温になりやすい

 配色によっても温度が変わります。

◇ウッドデッキ

板を並べて床を作ったデッキのこと。

天然木と人工木があり、木板はホームセンターなどで調達が手軽なことから

DIYする方も多いのがウッドデッキ。

◆メリット

・木目の柔らかみがあり、見た目に優しい

 特に天然木は木の素材・風味を肌で感じられます。


・木材であるため、形に自由性がある

 タイルは◇四角い形が基本なので加工に手間が掛かりますが、木材は簡単に

 丸みを付けたりできます。


・手すりも含めて木材でできるため、安価でできる

 木の種類によって値段はまちまちですが、人工木は天然木より耐久性とメンテナンスに

 優れていて値段もお手頃です。

 

◆デメリット

・腐りやすいため、定期的に塗り直す必要がある

 塗装を定期的に繰り返すことによって劣化を防ぐことができます。

 木はカビも発生しやすいので注意が必要です。


・デッキの下から雑草が生えてくることがある

 雑草が生えるということは虫の発生も考えられます。

 雑草対策をする場合、防草シートの上に砂利を敷いたり、

 コンクリート土間を打つなどの施工が必要になってきます。


・色あせが早い

 色あせは木の味わいと言える方は別ですが、やはり気になるポイントではあります。

◇どちらを選ぶ?

どちらも良いところと悪いところがあるのは当たり前。


見た目なのか、手間の掛からなさなのか、費用なのか。

 

デッキスペースは設置して満足!にならないようにしたいですね。

こどもやペットの遊び場スペース。

ガーデニングや庭の鑑賞を楽しむスペース。

天気の良い休日は読書をしたり、日向ぼっこスペースに。


優先事項を明確にして、有効活用できるデッキを採用していきましょう。