◇土地下見でのミス
まずは土地を下見して、購入を決めるわけですが。
この最初の段階で、よくある失敗例をご紹介します。
仕事休みの日曜日、家を建てるために調査を兼ねて土地を見学にいくことにしました。
「この土地、結構静かでいい場所だね」
という感想を持って、家に帰り購入を決める。
そしてその後に、建物を計画、着工。
毎週日曜日には、工事を見学に行く。そして完成。
さて、いざ住んでみると。
実は大工さんの工場が近くにあって、昼間から騒音がひどい。
こんなことなら、遮音対策をちゃんとしておけばよかった・・・と後悔。
こんな失敗事例、とても多いってご存知ですか?
◇失敗しないための下見
この失敗事例から読み解くと、こういうことになります。
日曜日が休みなので、土地の下見も、工事見学も、全て日曜日にしか行かなかった。
すると平日の状況がわからないまま建物が完成した。
いざ住んでみると、静かなのは日曜日だけだった。
というお話です。
土地の確認は休日にもいくべきです。
ですが、平日にこそ行くべきなのです。
なぜなら、主婦のかたは平日が六日もあるのですから。
昼間、お家で家事や育児をされている方にとっては、まさに死活問題。
痛恨のミスと言わざるを得ない失敗なのです。
これを教訓としてとらえましょう。
土地を調査に行く場合、休日と平日。必ず2回は足を運んでください。
きっと、休日には見えなかったことが見えてくるかもしれません。