◇収納は多いに越したことはない?
「収納は多いほど良い」という考え方があります。
それ、大丈夫でしょうか。
確かに収納がたくさんできれば、生活感を出さない様にできますね。
衣類、家電を買った時の箱、掃除用具、子供のおもちゃ、タオル類、お客用の布団、新しい食器、日用品のストックなど。
あげればきりがないほどに、しまいたいものはたくさんあります。
やっぱり考えれば考えるほど、収納は多いに越したことはない!
そう思うのもわかります。
◇収納は多いほど捨てられない
ただもう1つ、こういう考えもあります。
「収納が多いほど、捨てられないものが増える」
子供が小さいときに使っていたもの、サイズが合わなくなった服、季節ものの催事用品など。
しばらく使わないものは、どんどんと使うものに追いやられて奥へ、奥へ。
そしていつしか「なんでこんなにいっぱいなの?」と思ってしまう押入れ。
出してみると、こんなものがあったんだ、と思う。
そんな経験ありませんか?
◇3年使わない物はいらない物
3年間使わないものは、なくても良いと言われています。
収納の奥底に昔からあるもの、ありませんか?それは今後使うものですか?
収納が多いということは、その「使わないものを増やし続けること」になる可能性があります。
収納面積は適度が一番です。
住宅に、造り付け収納の上限は、全ての床面積の18%以下に抑えることをお勧めします。
もっと収納がほしいのであれば、その時は家具を買いましょう。
ぜひご参考にしてみてください。