◇動線計画は間取りの中心!
「動線計画」は、間取り検討していく上でとても重要なポイント。もちろん意識されていることと思います。
その動線計画において、検討しておくべきものは数多く存在します。
◇子供の動線
◇親の動線
◇家事動線
◇水回り動線
◇来客動線 などなど・・・
これらを「今の生活」から今後の生活を想定し、より短くなるように、そして交差しないようにと考えて行く計画。これは、間取りの検討においてもっとも重要なポイントだといっても過言ではありません。そのくらい、時間を費やしても良い項目なのです。
ところで、このように数ある動線計画の中で、何を最も重要視していますか?
迷う必要は少しもありません。
もっとも大切にすべきは【家事動線】なのです。
もちろん、それには明確な根拠があります。
◇「家事動線」優先する理由
家の中で行われる作業や行動の中で、一番多くの時間を費やし、効率が必要なものを考えれば当たり前の話なのです。
ゆったりとリラックスして過ごす場所はとても大切です。家族と楽しく団欒をしたりする空間も大切ですよね。
・・・でも、それをセッティングしているのは誰ですか?
美味しいご飯を食べる時間は大切。お客様を迎え入れる時間だってもちろん大切です。
・・・でも、その準備と、片付けをしているのは誰ですか?
何も、団欒の時間を否定するつもりはありませんし、子供達を無視するつもりもありません。
ですが、間取りを計画する時に、誰の意見を優先すべきか。誰の疲れを優先すべきか。誰の使い勝手を優先すべきか。
そういうことを考えるときは、話が別です。
昔のような「お家制度」はもう考えなくていいのですから。
圧倒的に長く過ごしている人、多くを使用する人を重要視するのは当然です。
もう一度言います。一番重要なのは家事動線で良いのです。
「家」の「事」で「動」く「線」なのですから。
子供は多少不便でも、勝手に育つ。それでいいのです。
仕事から帰っても、大した時間いないでしょ?それでいいのです。
「家の計画は奥さんが思った通りにするのが吉」
これが、現代を生きる僕らの新常識です ぜひご参考にしてください。