◇キッチンも時代が変わった?
キッチン・台所を考えるとき、日当たりは必要なのでしょうか?
あった方がいいような…
なくてもいいような…
考え方は分かれるので、迷う気持ちもわかります。
今回は、その考え方を少しお話しします。
その昔、水廻りは玄関側を向いていました。
台所の窓を開けると、近所の奥さんがいて、会話をする。
そういうコミニュケーションに使われていたそうです。
その頃、水廻りはきっと北側、東側を向いていることが多かったようです。
もっと昔は冷蔵庫などの保存技術が発達していなかったため、
日光による食べ物の腐敗を防ぐという目的からも、北側が最適だったとうわけです。
そして台所は「奥」にある間取りだった。
そこから、「奥さん」や「女房」と言った少し差別的に聞こえる言葉が生まれたんですね。
・・・ただの雑学です。
キッチンも時代は移り変わり、使い方によって配置も変化しました。
・より独立性を持たせ、リビングと分ける独立型キッチン
・家族と会話しながら作業できる対面式キッチン
・ダイニングテーブルと台所流し天板が一体になった開放型(オープン)キッチン
など、キッチンも拡がりをみせています。
◇キッチンでは楽しく料理をしたい
基本的にキッチンは主婦が長い時間を過ごす場所。
窓がないと圧迫感を感じてストレスになってしまいます。
ですが、日当たりが強いと日焼けもしますし、夏場は大変!
なので理想なのは北側、東側に面していることです。
一般的に「日当たりが悪い」と言われる方角が、キッチンにとっては心地よいのです。
オープンキッチンの場合はリビングを向いていますので、おそらく窓もあり窮屈ではありません。
なので多少奥まっていてもストレスはあまり感じないでしょう。
朝昼夜、キッチンの使用頻度は非常に高いです。
長く過ごす場所はなるべく快適に楽しく過ごせるのが理想です。
◇まとめると…
◉キッチンには窓は必要。
◉日当たりの良い悪いはさして影響がない。
◉どう使いたいのか考えてみる
つまりキッチンは外部に少しでも面していれば、場所はどこでも良いということになります。
ご参考にして見てくださいね。