ダイニングが狭い場合の考え方。狭さの限界とは


◇ダイニングは悩み処

リビングダイニングにしようか。

それともリビングとダイニングを別で計画しようか。


そんな悩みは多いのです。
なぜなら、ダイニングは広さを意外と必要とするから。

 

本当はダイニングは別にしたいけど、広さが取れなくて・・・。

この広さでダイニングをつくったら狭いんでしょうか。

 

そんな質問も多く寄せられます。

 

以前、玄関の狭さの限界についてアップしました。

(☞玄関が狭い場合の考え方。狭さの限界とは参照)


今回は、リビングの「狭さの限界」を検証してみましょう。

◇ダイニングの最低寸法

前提条件として、4人家族という想定で検証していきます。


まず、一人当たりのテーブルの寸法を、一般的な「ランチョンマット」で考えます。

・・・奥行き40cm


座る際の人間の肩幅としての最低寸法

・・・幅60cm


次にイスに座る、イスを引くという動作で必要な奥行き。

・・・奥行き70cm


これらと合算すると、一人分なダイニングの寸法。

・・・幅60cm×奥行き110cmとなります。


これが4人分になり、2人ずつの対面とした場合の寸法

・・・幅120cm×奥行き220cm。


4人分のダイニングスペースとしては、これがギリギリだと思われます。

◇結果ダイニングの限界

結論として。

4人家族のダイニングの計画として必要な計画広さはというと。

 

畳3帖分あれば全く問題がない。

 

という結論になりました。

おあつらえ向きのダイニングテーブルがあれば、という条件もありますが。


もし4帖あれば、割とゆったりと座るスペースができそうですね。

 

ダイニングを検討されているかたで、面積に悩んでいる方。
ぜひご参考にしてみてください。