◇外構の問題児、雑草
外構を計画するとき、必ず頭をよぎるのが「雑草」の問題ですよね。
菜園や花壇を計画しているのであれば、雑草もやむを得ないと考えると思います。
ですが、家の周りに砂利を敷いたところに生えてくる雑草。
アスファルト舗装の亀裂から生えてくる雑草。
これは我慢できません。
でも、なんとか草むしりとかをせずに過ごしたい。
そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
◇雑草対策を2つ提案
簡単に実施できる雑草対策を2つご提案していきます。
◆除草剤をまく
おそらく誰もが最初に思いつくこの方法。
ですが、提案としては微妙。
なんとなく環境に悪そうだという印象でとっつきづらい。
菜園に影響出そうだとか思ってしまう
けっこう難点が多いです。
環境に優しいと書いてあるものだと、なんとなく効果が薄そうです。
提案しておいてなんですが、思いついてもあまりやらない方法の1つと言えます。
◆防草シートを敷く
「防草(ぼうそう)シート」ってご存知でしょうか。
日が当らないような厚手のシートで、砂利や土などの重みにも耐えるというシート材です。
砂利を敷く前に、防草シートを敷く。
ただそれだけで完了です。
これは効果は絶大です。
依頼も簡単。
外構工事屋さんに「ここ、防草シートを敷いてもらえませんか?」とお願いすれば完了です。
意外と種類も豊富で、面積1m2あたり400円程度のものから2000円くらいのものまであります。
効果は金額に比例するように感じます。
そしてこれ、アスファルト舗装面にも適用できます。
アスファルトの下には砂利の層があり、そのさらに下に敷いてもらえば完了。
いずれにせよ、工事の最中じゃないとできない物ですので、設計段階から加味しておく必要があるものです。
今後の草むしりのことを考えると、検討の余地があるのではないでしょうか?